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2019
年度活動報告

・2019年12月14日 2019年度シンポジウム
            「木造密集市街地不燃化10年プロジェクトの成果とこれから」
・2019年9月26日 2019年度第2回研究会
            「上熊本ハイツ建替え事業」の報告
・2019年5月11日 2019年度第1回研究会
            「糸魚川大規模火災からの復興」


19年度シンポジウム
   「木造密集市街地不燃化10年プロジェクトの成果とこれから」

 首都直下地震の切迫性や東日本大震災の発生を踏まえて、東京の最大の弱点である、木造密集市街地の改善が急務として、「木造密集市街地不燃化10年プロジェクト(以下、「木密不燃化10年PT」という)」が各自治体で取組まれてきました。「木密不燃化10年PT」は「時間と場所を限定して集中的に取組み、木密地域を燃えない・燃え広がらないまちにする。」を基本的考え方とし、以下の3つ柱で取組んできました。

  1. 不燃化特区の取組み(都と区が連携した市街地の不燃化の促進)
  2. 特定整備路線の整備(延焼遮断帯となる都市計画道路の整備)
  3. 地域における防災まちづくりの気運醸成

「木密不燃化10年PT」は、令和2年(2020年)度で10年を迎えますが、木密地域の改善はまだ道半ばです。そこで「木密不燃化10年PT」の成果・効果や課題について、東京都と積極的に不燃化特区と特定整備路線に取り組んでいる豊島区から報告をいただきます。さらに、「木密不燃化10年PT」の11年目以降の取り組みの必要性や木密地域の改善にさらにどのように取組んだらよいかなどについて意見交換を行い、東京都に今後の方向性について提案できるように、議論したいと考えています。 

報告者・パネラー
コーディネーター 中林一樹(東京都立大学名誉教授/り・らいふ研究会理事長)
報告者       三宮 隆(東京都防災都市づくり担当部長)
            奥島正信(豊島区都市整備部長)
 コメンテーター  佐藤 滋(早稲田大学名誉教授/り・らいふ研究会理事)
    (このほか、コメンテーターの出席を予定しています。)

開催日時
 2019年12月14日(木) 15:00〜17:30(開場14:45)


会場
  旭化成不動産レジデンス(株) 4階 ファミリーホール
    
千代田区神田神保町1-105神保町三井ビルディング


チラシはこちら(PDF116KB)


19年度第2回研究会
   〜熊本地震の被災分譲マンション・建替え第1号 〜 
      「上熊本ハイツ建替え事業」の報告」 

研究会の開催報告はこちら(PDF390KB)

 19年度第2回研究会では、2016年4月に発生した熊本地震によって団地全体が全壊(熊本市の罹災証明)した熊本市の「上熊本ハイツ」の建替え事業を取り上げます。講師は、参加組合員として関わってこられた旭化成不動産レジデンス滑J発営業本部福岡事務所の島さんにお願いしました。旭化成不動産レジデンス株式会社は本研究会の賛助会員でもあります。

 「上熊本ハイツ」は、1980年に熊本県住宅供給公社が分譲した築37年5棟100戸の団地で、熊本地震によって 2棟が傾いたほか、他の棟にも杭の損壊などが見られ、団地全体が全壊と判定されました。今回のケースでは、被災前から管理組合活動を通して住民同士の強いつながりが培われてきたことなどから、全住民が避難を余儀なくされるなか、震災直後の5月には管理組合が「復興特別委員会」を立ち上げ、住民全体の説明会のほか個別面談などがスピード感をもって繰り返されました。また、優良建築物等整備事業や住宅金融支援機構の高齢者向け返済特例制度なども活用し、その結果、公費解体受付期限前の2017年9月にはマンション建替え決議が成立、12月にはマンション建替法に基づく「上熊本ハイツマンション建替組合」の設立が認可され、熊本市による公費解体を経て2018年8月に起工式を迎え、現在、2020年夏の竣工に向けて再建に取り組んでいます。建替え前は5棟100戸(4階建2棟、5階建3棟)だった団地が、「アトラス上熊本」の名称で14階建1棟184戸のマンションに生まれ変わります。区分所有者の7割以上が再建後のマンションを再取得する予定です。

講師
  島 寛治
氏(旭化成不動産レジデンス梶j 

開催日時
 2019年 9月26日(木) 18:30〜20:30(開場18:15)

会場
  旭化成不動産レジデンス(株) 4階 ファミリーホール
    
千代田区神田神保町1-105神保町三井ビルディング
      (地下鉄神保町駅徒歩1分、JR御茶ノ水駅徒歩8分) 


チラシはこちら(PDF126KB)


19年度第1回研究会
   「糸魚川大規模火災からの復興」
     〜木造住宅密集市街地のまちづくりによせて〜 

 平成28年12月22日に発生した糸魚川大規模火災は、昭和51年10月29-30日の酒田大火以来の市街地火災となりました。フェーン現象による強い南風で140余棟、約4haを焼失しました。酒田大火は1700余棟、約23haの密集市街地を焼失し、全域を土地区画整理、都市再開発、商店街近代化の諸事業による復興となりましたが、糸魚川の復興は、土地開発基金による街路等用地の先行取得、被災者の意向に寄り添い、大規模な区画整理ではなく街区単位での敷地整序型土地区画整理など街区の特徴に沿ったきめ細やかな復興事業が行われました。

 19年度第1回研究会では、この3月まで糸魚川市復興推進課復興管理監として現地の復興まちづくりに取り組まれてこられた太田亘氏をお招きしてお話をお聞きします。大規模火災となった原因や市街地の状況、復興の取り組み、住民の意向や参画、復興計画と事業の特徴、復興過程での工夫、災害公営住宅の取り組み、糸魚川における今後への課題、大都市の木造密集市街地問題への教訓など、詳しくお聞きしたいと考えています。

 質問、意見交換の時間も確保しています。みなさんで糸魚川の経験を共有しましょう。

講師
  太田 亘
氏(おおたわたる)
    2019年3月まで 糸魚川市 復興推進課 復興管理監 リバティタワー
     2019年4月から UR都市機構 福島震災復興支援本部 建築計画課 課長 

開催日時
 2019年 5月11日(土) 14:30〜16:45(開場14:10)
 
会場
  明治大学 リバティタワー 9階 1095教室
   千代田区神田駿河台1-1(JR御茶ノ水駅徒歩4分)


チラシはこちら(PDF362KB) 

 


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